神恩太鼓は、神々の里 伊勢の地にてその風土をいっぱいに感じながら、おかげ横丁の基本精神である、今あることを神様に感謝する「神恩感謝」の精神を太鼓の音で表現しようと日々努めています。
1992年 伊勢神宮内宮前おかげ横丁の誕生とともに結成。
2012年 翌年に控えた式年遷宮に向け、打ち手を一新。現在に至る。
一年の約半分をおかげ横丁の中心にある「太鼓櫓」で演奏しています。
2016年6月より月に一度、演奏の指導を鼓童の見留知弘氏に仰ぐことになりました。
神恩太鼓 楽曲
心弾む(こころはずむ)
伊勢の食材を堪能し、お土産を買って、射的で遊ぶ。美味しい、嬉しい、楽しい、おかげ横丁。太鼓を聞いて心が弾む。
天空(てんくう)
雲の間から太陽の光が差し、太鼓の音が伊勢の大空をかけ巡る様を表現しています。
神風(かむかぜ)
山、川、海、自然に囲まれた風光明媚なこの伊勢の地に時に強く、時に優しく吹き抜ける風を表現しています。
伊勢の響(いせのひびき)
神恩感謝の町、おかげ横丁の真ん中、太鼓櫓から感謝の思いと「五穀豊穣」「天下泰平」の祈りを届けます。
鳳仙花(ほうせんか)
ハレの日の心情に相応しい明るいメロディと、鳳仙花の種のように弾けるリズム。人間が本来持っている楽しげな雰囲気を表現しています。
音祝ぎ(おとほぎ)
音祝ぎとは、元々「言祝ぎ(寿)」という言葉から来ています。言祝ぎとは言葉によって祝うこと。
現在の幸福をよろこび、神様に感謝し、めでたい言葉によって将来の幸福を神様に祈れば、それが実現されると信じられてきました。
我々は言葉ではなく、太鼓の音によって皆様の幸せを祈りたく、音祝ぎと名付けました。ハレの日に、言葉ではなく音で真剣に祝いたいという思いを込めています。