四方が山に囲まれた静けさ、俳聖芭蕉の感受性、忍者の根気と忍耐、これら3つの伊賀地方の特有の環境の中で育まれた「伊賀組紐」の技法を、私達現代人の生活の中へ取り入れる提案をしているお店。
くみひもは、絹糸を主に金糸・銀糸など使い伝統的な手法で繊細な美しさを持つ紐に組み上げた商品です。
店主
三重県伊勢市宇治中之切町おかげ横丁内 0596-26-2377
その美しさに思わず立ち止まる
「くみひも」は、絹糸を主に金糸・銀糸などを使い伝統的な手法で繊細な美しさを持つ紐にくみ上げられたものです。その「ひも」の歴史は織物より古いと言われ、昔から人々の生活に密着しています。日本の「くみひも」とその製造技術の歴史は古く、遠く飛鳥天平の昔、大陸の文化とともにもたらされたと言われており、その時代によって作られるものも変遷してきました。
平安時代は貴族の衣装などにも使われて色によって段階わけなどもされていました。鎌倉時代になると、鎧・兜などの「ひも」として作成され、室町時代には茶道具の「ひも」などとして発展してきました。江戸時代になると刀の下緒などのような形で受け継がれ、刀は武士の魂と言われる時代にそれを飾る「くみひも」は大いに注目されました。そして明治維新後、生活様式の変化などからくみひもは和装に欠かせない帯締や羽織紐などとして受け継がれています。
伝統的な技法でその美しさを継承されているくみひもですが、財布につける根付や携帯電話につけるストラップ、そしてキーホルダー等、色鮮やかな色彩で生まれた商品が、独特の世界をかもし出すハーモニーをお楽しみいただければ幸いです。制作に用いる組台も店内に展示され、制作風景ビデオもご覧いただけますので、お伊勢参りのお帰りにはぜひお越し下さい。
運営:有限会社伊勢福